リリタス病院に行くの巻

ねこたす

治らない 外耳炎

リリタスはずっと外耳炎を患っています。

いつも耳から膿が出てきてそれが外で固まっています。

特に痛がっている 痒がっている様子はないのですが いくら病院で治療してもらっても一向に治る気配がありません。

セカンドオピニオンもしました。少し強い抗生物質の注射もしました。

それでも治らないんです。

もう何度病院に通ったかわかりません。

でも薬を処方してもらう度に 少しづつ良くなっている気はしていました。

首を振ったら膿が

ある日リリタスが首を振りました。よく猫や犬がやるアレです。

その時です。床にまとまった量の「膿」が飛び出てきたんです。

治ってきていたはずなのに。最近は痒がってもいなかったのに。

これはまずいと思い すぐに病院へ行こうと思いましたが今まで行っていた病院とは少し違う目線で見てもらいたくなり リリタスを貰い受けた保護カフェのおかあさんに電話しました。

やはりサードオピニオンには賛成されました。

正直 セカンドオピニオンとか サードオピニオンとかって苦手なんです。わたしの性格的に。

今まで診てもらってきた先生方に申し訳ないとか 変な気を使ってしまうのです。

でも今回は 一度変えてみようと決心し 紹介してもらった少し大きい病院にリリタスを連れて行きました。

おかあさんといっしょ

今回はわたしもリリタスと二人きりで病院に行くのが少し不安だったため うちのおかあさんにも付いてきてもらいました。

はじめは猫かごの中に入れて連れて行ったのですが 病院での待ち時間が長くなりそうだったのと やはり怖いのかニャアニャアと小声で泣くので車内開放してあげました。

車内に毛が飛び交うのに昔はかなり抵抗がありましたが 今は家族全員何も言いません。

毛もかわいいもんです。

診断結果

先生が耳掃除をしてくれたのですが 耳の中からかなりの量の膿の固まったであろう物体が出てきました。

黒い耳垢は「耳ダニ」などの疑いが大きいのですが いままで通った病院では耳ダニはいないとの検査結果がさんざん出ていました。

この度も初めは耳ダニを疑われたのですが 拡大鏡で耳の中を見てみると赤いそこそこ大きなできものがあると診断されました。これが膿が出る原因だったのです。

ただのできものなのか それとも腫瘍なのか。それは大学病院レベルでCTなどをしないと正直判断がつかないと言われました。あと 仮に腫瘍であっても手術で取り除くにはかなり困難な場所だとも言われました。

胸が苦しくなりました。

「まず点耳薬と飲み薬で変化を見ていこう。それでできものが小さくなれば問題ないし」と今後の様子見となったのですが 今回はおかあさんが付いてきてくれてたので少し心にゆとりが持てていた感じがします。

ここからが勝負

さて小さな固形の飲み薬を飲ませるのは実はわたし上手なんです。モモタスの下痢の時にかなり鍛えられましたし。

問題なのが点耳薬。これが厳しい。

どうやっても嫌がります。すぐに首を振って薬を飛び散らせます。

猫や犬の点耳薬をしたことのある方はわかるかもしれませんが最低3滴入れて 最低10秒揉んでやらないといけないらしいです。

これはもう リリタスとの格闘です。

少し可哀想ですが強めに押さえつけて点耳しています。これを一週間。

二人で乗り越えなければなりません。頑張れわたし。頑張れリリタス。

ぐっすりおやすみ

飲み薬と点耳のあとは 疲れてぐったりおやすみです。

リリタス おやすみになる前にご褒美のお菓子をご所望されます。

今週は頑張り時なので ちょっと高いいいオヤツを買いました。

ではおやすみない。

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